土木技術導入で地下室付き注文住宅を商品化 日特建設
大型土木基礎やビル工事などを手掛ける日特建設(東京都中央区)は、地下室付を標準仕様とする2×6注文住宅「ボタニカルブレス」を、4月1日から首都圏で受注を始める。
壁厚240ミリのコンクリートで高い防水性を確保。壁を貫通する部分を極力減らして漏水や湿気に対処するとともに地盤沈下といった安全対策も強化した。容積緩和により延べ床面積の最大1.5倍まで建築が可能。70ミリ発泡断熱パネルを壁内側に打ち込み、さらにボード仕上げする仕様とし、熱損失や温度差などを低減する。
独自のベースメントパネル(BP)工法で設計2カ月、施工3.5カ月と工期を短縮。同時に、コスト削減で価格を3.3平米当たり48万円台からとした。参考プランは25坪2LDKから40坪4LDK、総額1200万円から1920万円の設定。
外壁は全面タイル貼り。構造部材、室内のフローリング、屋外ウッドデッキなどにはメープルやシダーといったカナダ直輸入の部材、天然無垢材を使用する。
初年度は、第1期から4期まで各10戸、合計40戸の受注を予定している。
同社はこれまでも一般注文住宅や建て売り住宅を手掛けてきたが、今後、中層集合住宅の人気が停滞し戸建て需要が回復、都市部の規制緩和で地下室需要も増加すると市場を予測。地下室の問題点だった高コスト、漏水、断熱、防災、設計の各制限を、大型土木工事で培った技術投入で解消し、開発に着手することとした。





