昨年のマンション供給、最多の9万5635戸
不動産経済研究所がこのほど発表した12月の新築マンション市場動向によると、首都圏(1都3県)では前年同月比59.5%増の9489戸が新たに供給され、昨年一年間の総供給戸数を史上最多の9万5635戸とした。大量供給と言われた1999年の86297戸を大幅に上回る記録的な発売ラッシュの年だったことがわかった。
昨年は、現行の住宅ローン控除制度の適用期限をにらみながら、マンション各社から大規模、超高層、都心立地型などの物件が相次いで発売された。販売価格の低下も継続し、平均価格は4034万円、1平方メートルあたりの単価も54.0万円と3年連続して下落。商品企画や質の向上も顕著で、これらの物件を中心に即日完売も続出した。
12月単月の契約戸数は7994戸で、契約率は84.2%と前月より上昇、2000年の月平均契約率もほぼ8割に近い79.6%となった。また、12月末の販売在庫数は前年末より191戸多い8903戸。
同社によると、2001年は昨年より約1割ほど少ない8万6200戸程度の供給が見込まれるとしている。



