相続税にかかる遺言執行者(遺産分割協議書のアドバイザー)の体験談(6) 相続問題は相続税の上に成り立つ
住宅新報 2012年8月28日 号 7面
連載: 相続・遺言執行者の体験談
中小企業の名義株の取り扱い
「わが社のホームページを見たので」と前置きして、相続税の申告にかかる相談があった。そこで亡くなられた方の職業を聞いたところ、「中小企業の社長であったが、今は長男である私が社長の職(以下現社長)にある」とのこと。また、相続人は被相続人の配偶者と現社長と、妹2人の合計4人で、話の内容から当然に相続税が課税されることが理解された。そこでその場でこの事案の処理を引受けることを約束した。
ところが、相続財産の把握のために不動産や株式の評価を行っている過程で1つの問題に突き当たった。













