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空室率は5カ月連続低下で7.52%に 都心5区 三鬼商事調べ

 三鬼商事(東京都中央区)が11月末時点で調べた東京ビジネス地区(都心5区)オフィスビル市況によると、平均空室率は7.52%と前月比0.04ポイント下げた。5カ月連続の低下となったものの、成約・解約ともに大型テナントの動きが少なかったことから、同地区で減少した空室面積は1カ月間で約3200坪にとどまった。タイプ別に見ると、新築が16.71%(前月比0.33ポイント低下)、既存が7.35%(同0.04ポイント低下)だった。

 地区別では千代田区が6.16%(前月比0.04ポイント上昇)、中央区が7.35%(同0.28ポイント低下)、港区が8.70%(同0.10ポイント低下)、新宿区が9.40%(同0.44ポイント上昇)、渋谷区が5.40%(同0.35ポイント低下)。

 平均賃料は1万6219円(前年比2.22%下落)。新築が2万7055円(同15.95%上昇)、既存が1万6035円(同2.60%下落)だった。

 基準階面積100坪以上の計2647棟(新築23棟、既存2624棟)を調べた。