東急不動産、福岡県飯塚市勢田地区の系統用蓄電池設備着工

東急不動産はこのほど、IBeeT(東京都千代田区)、Akaysha Energy Japan(東京都千代田区)との3社による合弁で飯塚勢田蓄電所合同会社を設立し、福岡県飯塚市勢田地区で系統用蓄電池設備の設置に向けて着工した。同事業は経済産業省の「令和6年度再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助」を活用し実施する。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、天候や時間帯による再エネの出力変動を補完できる蓄電池の必要性が高まっている。特に九州では多くの再エネ発電設備の導入により出力制御が多発しており、電力の需給調整機能を提供できる蓄電所への期待が高まっているという。東急不動産は、今回の事業の初期段階において、用地と電力系統の連系に関する権利の確保を進めてきた。また、合同会社よりプロジェクトマネジメント業務の委託を受け、補助金申請業務や、EPC 会社・O&M会社・蓄電池運用代行会社(アグリゲーター)との契約調整業務など、蓄電所の立ち上げに関わるマネジメントサポートを行う。
定格出力は20メガワット、定格容量は82メガワット時。運転開始は27年度以降を予定。IBeeTは、持続可能で柔軟性の高いエネルギー社会の実現に向け、分散型電源を広く普及させるために 2021年に伊藤忠商事と東京センチュリーの出資により設立された。太陽光発電システム、家庭用・産業用・系統用蓄電池の販売やリース、太陽光で発電した電気の販売(PPA)などを行っている。
系統用蓄電所に関しては、西鉄自然電力合同会社が九州で行う 2件の蓄電所の蓄電池リースや、東急不動産の⼦会社であるリエネとの協業による御徳蓄電所合同会社への出資参画を行ってきた。今回の飯塚勢田蓄電所合同会社はIBeeTが出資参画する蓄電所事業の2号案件となる。Akaysha Energyは、オーストラリアにおいて蓄電池エネルギー貯蔵システム(BESS)の開発・保有・運営を手掛けるマーケットリーディング企業であり、日本、米国、ドイツにおいてもプロジェクトパイプラインを展開している。
















