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スタンダード会員限定細野透 × 殿木真美子 旬な作品 住宅レビュー (76) 「プラウド南麻布」 野村不動産、三井物産 フランス大使館建替プロジェクトの一環 60年の定期借地権方式

住宅新報 2012年6月26日 号 26面

住まい・くらし
外観写真

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 野村不動産と三井物産が、港区南麻布4丁目に建設している、「プラウド南麻布」には書くべき話題が多い。まず、「在日フランス大使館建替プロジェクト」の一環として、推進されたプロジェクトであること。

 フランス大使館は初め麹町にあった。しかし、関東大震災で建物が倒壊したため、いったん広尾に移転。さらに、現在の広大な緑地(2.5ヘクタール)に再移転して、1933年に大使公邸と事務棟を建設した(設計アントニン・レーモンド)。その建物が、東京大空襲によって焼失したため、戦後の1957年に再建された(設計ジェゼフ・ベルモン)。

 一方、土地自体は、五代将軍徳川綱吉が「麻布御殿」を置いた場所で、のちに出羽新庄藩の下屋敷が置かれた。大正時代に旧尾張徳川藩の所有地になり、昭和初期に日本政府が買い上げ、1972年にフランス政府が好条件で取得した。

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