トータルブレインのマンション最前線 中古相場の強弱で市場判断
住宅新報 2014年6月17日 号 5面

東京23区別単価・価格の状況
トータルブレインは、今後の新築マンションについて、「中古市場の強さに裏打ちされたエリアでは強気に、逆に市場の弱いエリアは慎重にマーケットを判断するというように、新築市場の判断材料に中古市場の強弱を見ていくことがますます重要になってきている」との見解だ。
中古重視の理由として挙げられるのが、中古成約数と新築供給戸数の割合の変化だ。首都圏全体で見ると、中古成約件数2万2380戸に対して、8万2795戸の新築供給があった96年(年間ベース)には、中古の対新築供給比は27%の水準だった。以降その水準はほぼ右肩上がりで高まり続け、08年以降になると65%前後に上昇、徐々に拮抗してきている。
一方、中古成約単価と新築分譲単価を対比したところ、96年以降、概ね40~45%の単価差を保ちながら、値動きのタイミングはほぼ同様に推移。但し13年は、横ばい推移の中古に対して、建築費の高騰などを要因に新築の上昇傾向が顕著だ。


















