自席フリーはストレスも 三井デザインテック 産学共同研究 4つのレイアウト検証
住宅新報 2019年2月26日 号 22面
三井デザインテック(東京都港区、渋谷忠彦社長)は産学共同研究として「Activity Based Working(ABW)に関する調査研究」を実施。2月15日に調査結果を発表した。共同研究者は心理学者でワーク・エンゲイジメント(仕事に対する熱意・没頭・活力の状態)の専門家である北里大学一般教育部の島津明人教授、日本のクリエイティビティ研究の第一人者である東京大学大学院経済学研究科の稲水伸行准教授。
ABWは自分の仕事に合わせて最適なオフィス環境を選択する考え方や仕組み。今回の調査では4つのレイアウト(固定席・単純フリーアドレス・固定席型ABW・ABW)を検証。各レイアウトに対して働く人が感じる負担との相関性を考察した(固定席は島型対向式レイアウト、単純フリーアドレスは同レイアウトによるフリーアドレス、固定席型ABWは固定席が割り当てられるが、自席以外でも仕事に適した場所の選択が可能、ABWは席の割り当てがなく、自分の仕事に適した場所を選択)。
調査結果では「ワーク・エンゲイジメント」「個人のパフォーマンス」「クリエイティビティ」の項目において、ABWと固定席型ABWは高い数値を示した。自分の仕事に応じて働く場所を選択できるオフィス環境は仕事のパフォーマンス向上に寄与する結果が出た。











