都心空室14カ月連続上昇 4%台目前、15年2月以来 三幸調べ
住宅新報 2021年10月26日 号 3面
ビル仲介大手の三幸エステートによれば、東京都心5区のオフィスビル空室率が9月末時点で3.97%(前月比0.47%上昇)と14カ月連続で上昇した。15年2月以来の4%台が目前となった。潜在空室率は7.60%と見る。オフィス戦略の見直しに伴う床の解約や新築ビルへの移転に伴う2次空室が影響した。
募集賃料は1坪当たり平均2万8649万円(前月比90円下落)と小幅ながらも低下傾向が続いている。募集面積はなお60万坪を超えて23年の大量供給に対する警戒感もオーナーで出ているとした。
同社チーフアナリストの今関豊和氏は、「昨年4月をピークに賃料下落に転じたが、当面は前年同月比でマイナスの局面が続く。22年末まで新規供給が多少緩むものの、下落ペースの鈍化がどの程度進むかは今後の市況におけるポイントだ。オフィス需要は出社率の動向によるところが大きい」と見ている。




















