ポラス、地域の工芸品「桐箱」を住空間へ 壁パネル開発に続きインテリア雑貨を提案
住宅新報 2022年11月1日 号 10面
80年代には贈答品のパッケージとして重宝された桐箱も、90年代に入り、桐箱は過剰包装とみなされ生産量が減少。85年の同組合の設立当初に約50社あった桐箱業者は現在10社となった。後継者不足から更に減少すると予想されているという。
厚川産業は、1898(明治31)年に創業以来、長らく生活用品としての桐箱を量産してきたが、1973年に住宅建材の加工・販売を開始した。同社とは、2011年に提携を開始。桐材を1本丸ごと仕入れることで廃棄する木材の低減など、地場の事業者ならではの配慮のもと、商品開発に至った。
桐材は、軽さや断熱性能、防虫効果、調湿性など、有用性の高さから、タンスなど収納の際、重宝された一方で、柔らかく傷がつきやすいことから、これまで壁面などに使う内装用の無垢材としては、ほとんど採用されてこなかった。あえて傷なども個性として生かせるような商品を目指し、仕上げや塗装を工夫しながら、多様化する顧客ニーズにも対応、「KIRINOKA」は23種類に拡充した。










