「九層(きゅうそう)の台(うてな)は累土(るいど)より起こる」 松岡英雄 新住まいのことわざ(7)
住宅新報 2010年3月16日 号 12面
「設立15年ということは、昔の男子にたとえるなら元服にあたるわけであり、いよいよひとり立ちをし、ひとまわりもふたまわりも大きく育っていかなければならない、青年期に入ったということでございます。中国に、こつこつと積み上げていくことの大切さを教えた『九層の台は累土より起こる』という言葉がありますが、もっとも、土台の整備をしているばかりでは、いつまでたっても建物はできはいたしません。当協会としても、そろそろ第一層の建築にとりかからなければならない時期にきているのではないかと考えるのであります」
94年に発行された高層住宅管理業協会15年史に当時の理事長・川達之さんが寄せた挨拶の一節である。
川さんは協会の理事長として91年から2007年まで実に16年間寄与貢献された。協会は昨年設立30年を迎えたが、川さんは協会の礎をつくり発展向上させた功労者、忘れてはならない大恩人である。










