「孟母三遷(もうぼさんせん)の教え」 松岡英雄 新住まいのことわざ(15)
住宅新報 2010年5月11日 号 14面
中学校の漢文の授業で教わった話である。中国、戦国時代の思想家・孟子の母が、子供の教育に適した環境を選んで居場所を三度移した「列女伝」にある故事。
最初、墓地の近くに住んでいたが、孟子が葬式のまねをして遊ぶので、教育上望ましくないと、市場の近くに引っ越した。すると、今度は、商人のかけひきのまねを始めたので、再度、学校のそばに転居すると、今度は礼儀作法のまねをするようになった。
孟母は、こここそ子供を育てるのにふさわしい環境として居所を定めたという。










