「大名(だいみょう)普請(ぶしん)」 松岡英雄 新住まいのことわざ(22)
住宅新報 2010年6月29日 号 24面
かつて、わが国の住宅が外国から「うさぎ小屋」と揶揄(やゆ)されたことがあった。当時は、質より量を確保するのに必死だったのだから仕方がない。
昭和40年代半ばには住宅数が世帯数を上回り、量的には一応足りたことになった。それから、広さ(面積)を求めて公的支援の制度が拡充されたりしたが、土地が高騰して、住宅価格も値上がりし、庶民には、住宅取得は相変わらず大変である。
「普請」は使われなくなった建築関係の言葉の一つである。その昔、「安普請」という言葉が建売住宅の代名詞として使用された、不動産業界にとって屈辱的な時期もあった。










