三井ホーム×銘建工業 薄型CLT遮音床を開発 高さ10メートル以下で木造4階建てに道
住宅新報 2026年7月28日 号 12面

三井ホームと銘建工業は、直交集成板(CLT)を用いて高い遮音性能と薄型化を両立した床構造を共同開発(イメージ写真)し、7月3日付で特許を出願した。建物の最高高さを10メートル以下に制限する地域でも、木造4階建ての集合住宅を計画できる可能性を広げる。
木造集合住宅の遮音床は、上階の床から下階の天井までの厚さが通常約500ミリとなる。両社は床根太部分にCLTを採用するなどして、床構造全体を300ミリ以下に薄型化した。各階の床厚を抑えることで居室の天井高さを確保しながら、建物全体を高さ10メートル以内に収めやすくする。
遮音試験では、子どもの飛び跳ねなどを想定した重量床衝撃音で「LH―60」程度、椅子を引く音などに相当する軽量床衝撃音では、目標の「LL―55」を上回る性能となる「LL―50」を確認した。遮音等級は数値が小さいほど性能が高い。









