「棚から牡丹餅(ぼたもち)」 松岡英雄 新住まいのことわざ(31)
住宅新報 2010年9月7日 号 14面
老後の夢は、晩飯のおかずをデパートに買いに行くような暮らしであった。都心に住みたいということである。それがかなう話が舞い込んできた。7年前のことである。
家内の父親がなぜか杉並区の荻窪に小さなアパートを所有していた。群馬の人間が40数年前に投資向きに買ったようである。そのアパートが火を出した。全焼に近かった。始末した後を使わせてもらえるということになった。願ってもない話である。
まさに棚から牡丹餅、たなぼたである。








