ホームインスペクターズ協会 定時総会・セミナー 「開業」と「心得」のポイント指南
日本ホームインスペクターズ協会はこのほど、2010年度定時総会とインスペクター対象のセミナーを都内で行った。
長嶋修理事長は「開業入門」をテーマに話し、個人が情報を発信する「ソーシャルメディア」の活用を提案した。その代表であるホームページやブログの運営に際して、そもそもの「目的」と「ターゲット」をきちんと把握する必要性を指摘。「年齢から家族構成、居住地域、年齢まで想定してターゲットを絞り込む。できるだけ多くの人に届けるより、1人に伝えるイメージで文を作る方が効果的」と持論を述べた。
次に公認ホームインスペクターの大久保新氏が、自身の経験を踏まえ業務上の「心得」について話した。
ポイントは、依頼者が買主であれ売主であれ「自身の発する言葉を選ぶ」こと。「傾いていますね、などの体感的な一言が、売買を左右することもあり得る。あくまで建物の状態をチェックし、依頼者に分かりやすく伝えるのが我々の仕事」と強調した。
また、「インスペクションを取り入れることで売買後のトラブルが減り、売主・買主保護につながる。万一の建物に関するクレームは我々インスペクターの方にくる」とし、仲介業者にとってのメリットにふれた。
「業界にとってこれからが大切な時期。誇りを持って頑張ろう」と締めくくった。











