天然鉱物で内装材、シックハウスに高い効果 三菱商事建材など
三菱商事建材はこのほど、三菱マテリアル建材と共同開発し、早稲田大学理工学総合研究センターと産学共同研究に取り組んできた、天然鉱物「バーミキュライト」を主原料とする新建築素材「モイス(MOISS)」を商品化した。
原料調達、製造、解体において完全リサイクルが可能な資源循環型素材で、石膏ボードに代わる内装材としての需要を見込んでいる。
モイスは有害な有機物質を含まず、多孔質で比表面積が大きいため他の建材・家具から発生するTVOCも吸着・固定し、シックハウス対策にも効果が高い。建築基準法に基づく法定不燃材の認定も受けており、防火・断熱性にも優れ、室内の熱エネルギー損失も低減する。
施工面では、自在な曲げ加工や彫刻などの表面加工が容易な上、カラーバリエーションも豊富で意匠性も高く、接着剤を使用せずに施工できるのも特徴だ。
すでに三菱マテリアル建材の名古屋工場で生産体制を構築しており、関東域から代理店販売を始める。当面、2社で年間200万平米の供給を見込んでおり、「モイス」ブランドで大規模なアライアンスも予定しているという。











