木材で携帯電話の電波を吸収 岩手大・岡助教授ら
「磁性木材」の研究を進めている岩手大学工学部電子工学科・岡英夫助教授らはこのほど、電波を吸収する機能(電波吸収体)を持った磁性木材の開発に成功した。
「磁性木材」とは、木材と磁性粉体などを組み合わせることにより、磁気特性を持たせた木材のことをいう。見た目は通常の木材と変わりない。
この木材で建築された部屋の中では携帯電話の使用が不可能になり、無線LANを使用する場合、外部から盗聴されることを防止することができる。
特に、携帯電話の使用を避けたい音楽ホール、レストラン、病院などの壁・床・ドア・天井材に、木材特有の素材感や調湿作用を持たせたままの利用が期待できる。同助教授も「木の特性を損なうことなく、電波を吸収する機能を持たせることができたことは大きいと思う」と語る。











