「動き始めたJ-REIT―不動産投信市場の動向と課題」をまとめる 長谷工総研
長谷工総合研究所はこのほど、レポート「動き始めたJ-REIT―不動産投信市場の動向と課題」をまとめた。これは、初めての不動産投資法人が東京証券取引所に上場してから8ヶ月余りが経過、上場銘柄数も3つとなった市場の動向と課題をまとめたもの。
それによると、市場活性化の切り札として注目されたJ-REITは、昨年9月に2銘柄が上場、今年3月には3つ目が上場、さらに6月にも2銘柄が上場を予定している。また、第1号の日本ビルファンド投資法人は、初の決算を発表したが年換算で約6%の利回りとなり投資家の注目を再度集めた。こうしたことから、最近では不動産以外の異業種大手や独立系不動産会社による動きも活発化、運用対象不動産が商業施設のみを対象にした特化型から賃貸マンションなどを組み入れた複合型、エリア限定型など多様化しており、市場規模が確実に拡大している。
また、J-REITをより魅力ある商品にするためには、運用資産を着実に成長させる必要があるし、積極的な情報開示も大切である。このため、今後の課題は安定した運用を維持し、情報開示努力を継続して行うことで、投資家に選ばれるファンドになるためには相応のパフォーマンス確保と情報開示による透明性の高さと分かりやすさでアピールすることだという。











