マンションがバーチャル体験できるシステム開発 野村不とオートデスク
野村不動産とオートデスクはこのほど、「オーダーメイドマンション・オンデマンド・デザインシステム」を共同開発、ビジネスモデルの特許を申請した。このシステムは、マンション購入希望者のアイデアや希望の間取りを設定できるだけではなく、その場でオーダーメイドルームをバーチャル体験できるもの。
野村不動産は、平成11年4月から東京都世田谷区深沢の分譲マンションを始めとして、首都圏でオーダーメイドマンション事業を展開、昨年はその供給エリアを大阪・札幌・仙台・名古屋にまで拡大、3年間で41棟・1118戸を供給した。会員組織「オーダーメイドクラブ」の会員数も既に2万600人を超えている。また、オートデスクはCADを主としたデザインツールを世界規模で提供しており、国内の建築設計分野でも圧倒的なシェアを持っている。
今回共同開発したシステムのデザインツールは、建築分野に特化した建築統合システムであるAutodesk Architectural Desktop(=ADT)を中心に構築している。ADTで作成した図面は、パンフレットやホームページなど多様なデータ活用が可能なので、従来の設計図作成だけでなく、見積書作成まで一貫したデータ処理を行うことができる。このため、顧客の希望で設計変更した場合でもリアルなコンピューターグラフィックによる変更プランの確認がその場でできるとともに、基本プランからの設計変更に伴う費用確認も増減見積書でスペーディーに行える。
オーダーメイドマンションは、「対話しながらマンションづくりを」がコンセプトだが、同システムにより提案準備時間と労力が半減するため、これまで以上に検討時間が長くとれることになる。











