NS不動産インデックスでも底打ちしない東京圏の地価
ニッセイ基礎研究所と三友システム不動産金融研究所はこのほど、NS不動産インデックスによる東京圏の最新地価動向(2002年第1四半期)を発表した。
それによると、東京圏の地価は1994年第2四半期を1とした指数でみると住宅地が0.664、商業地が0.398で、全体平均で0.575の水準だった。また、前期2001年第4四半期に比べると住宅地は0.5%、商業地は1.9%上昇したが、長期的トレンドでは依然として底打ち状況にあるとはいえない。ただ、前期比でプラスになったのは住宅地では2000年第2四半期以来、商業地では2001年第1四半期、全体平均では2000年第4四半期以来。対前年比でみると、2001年第1四半期から2002年第1四半期にかけての1年間で住宅地は4.0%、商業地は12.4%下落、昨年とほぼ同様に推移している。都県別には東京と神奈川で下落率が縮小あるいはプラスに転じているが、埼玉と千葉では引き続き下落傾向に変化がみられない。
なお、今年1月の地価公示では対前年度比が住宅地5.9%下落、商業地7.4%の下落だったが、NS不動産インデックスではそれぞれ5.5%、12.2%の下落だった。











