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札幌・仙台のオフィスビル平均空室率がともに悪化 三鬼商事調べ

 三鬼商事はこのほど、札幌と仙台のビジネス地区の3月末時点におけるオフィスビル最新状況を明らかにした。
 それによると、札幌の平均空室率は前月比0.18ポイント悪化の9.50%だった。3月はオーナー変更に伴い募集を中止していた北口地区や駅前東西地区のオフィスビルで募集が再開されたことや移転中止などによる再募集により、合計1千坪も出てきたため。移転動向については、経費削減を目的にした小型テナントの借り換え移転が多いものの、統合に伴う大型移転も見られ、移転の動きは活発になっている。
 仙台の平均空室率は前月比0.39ポイント悪化の12.21%だった。新規進出・出店などの需要が少なく、借り換え需要は鈍く、また、景気低迷を反映してリストトラの動きが継続しており、7ヶ月連続で空室率が上昇した。ただ、一番町周辺地区で3月に完成した「富士火災仙台ビル」が満員稼動したほか、周辺オフィス地区で3月に竣工した「SAKAE泉中央ビル」も7割強の稼働率となった。不況下でも新築ビル需要は堅調なため、リストラによる解約の動きが落ち着けば、空室率の上昇に歯止めがかかることが期待される。

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