東京都心5区のビル空室率が2年ぶりに5%台に上昇 三鬼商事調べ
三鬼商事はこのほど、3月末時点の東京ビジネス地区(都心5区:千代田、中央、港、新宿、渋谷)最新オフィスビル市況を発表した。同調査は、基準階面積100坪以上の主要貸事務所ビル2497棟(うち新築25棟)が対象。
それによると、大手企業の統廃合が相次いだため大型既存ビルの募集面積が約1万7000坪増え、平均空室率が前月より0.21ポイント上げて5.00%に上昇した。5%台の水準になったのは2年ぶりだが、前年竣工した大規模ビルや好条件のビルはほぼ高稼動しており、不況下でも大型新築ビルの募集は好調だ。また、移転メリットが出ないと計画が中止となるケースも一部で出てきているため、リストラの動きが一段落すれば空室率上昇に歯止めがかかると思われる。
なお、大阪ビジネス地区の平均空室率は梅田や心斎橋などで募集面積が増えたため前月比で0.08ポイント上昇し9.99%に、名古屋ビジネス地区でも丸の内で解約が相次いだため同0.17ポイント上昇し7.43%になった。










