2000年の東京都心5区オフィスビル市況、回復傾向が鮮明に 三鬼商事調べ
三鬼商事の「東京(都心5区)の最新オフィスビル市況」によると、東京ビジネス地区(千代田、中央、港、新宿、渋谷の5区)の2000年12月末時点での平均空室率は3.17%(前年同月比1.87ポイント減、前月比0.01ポイント増)だった。
2000年当初からの動向を見ると、5%前後だった空室率が徐々に改善し、7月に3%台に突入して年末には3%前半にまで回復した。背景にはIT関連企業や外資系企業などの需要拡大があり、大型新築ビルや「近・新・大」などの条件の良い大型既存ビルへの要望が高かった。
2000年の新規供給床面積は約20万坪で、同年に竣工した大型新築ビル18棟は全て全館のスタート満室だった。大型既存ビルの在庫床も約9万7千坪が減少し、好条件の大型ビルの品薄感が出始め、賃料相場も底打ちしてきたと同社は見ている。
また2001年の新規供給量は前年より約3万3千坪増加するが、依然堅調な需要が期待されるとしている。一方、既存ビルについては好条件のビルが品薄傾向にあることから、空室率改善のペースは弱まるとしている。
賃料は、平均が3.3平方メートルあたり19,754円(前年同月比0.45%減)、新築ビルが同27,099円(同17.82%増)、既存ビルが同19,686円(同0.68%減)だった。











