宅建試験開催、合格ラインは31点前後か
2000年度の宅地建物取引主任者資格試験が10月15日、全国の176会場で一斉に実施された。試験実施機関の財団法人不動産適正取引推進機構の速報値によると、受験者数は168,095人で、受験率は79.9%、昨年より0.1ポイント下回り再び8割台を割りこんだ。(受験申込者数は、前年比5.6%減の210,465人)
地域別の受験状況を見ると、最も受験率が高かったのは兵庫県と群馬県の81.8%で、奈良県が81.6%、埼玉県が81.5%でその後に続いた。受験率が最も低かったのは、福井県の72.5%で、島根県が73.8%、鳥取県が75.6%だった。その他の主な地域の受験率を見ると、東京都は79.6%、愛知県は90.4%、大阪府は80.8%、福岡県は79.3%だった。5問免除の指定講習修了者の受験者は、全体の2.7%に当たる4535人(申込者数は前年比26.1%減の4978人)、受験率は91.1%で昨年を1.4ポイント上回った。
試験当日、東京都内でJR中央線の事故のため、沿線で行われる六会場で試験開始が30分繰り下げられるというハプニングもあった(試験は15時30分に終了)が、余震の続く鳥取県内をはじめその他の会場では予定通りに無事試験が行われた。合格発表は11月29日に行われる。
なお、住宅新報社講師陣や受験生などの話を総合すると、難易度は「ほぼ前年並み」で、受験生からは「権利関係が難しかった」「定期借家権や制限能力者が出題されず意外」「宅建業法は易しかった」などの声が聞かれた。現時点での合格ラインは前年並み(30点)~31点前後と見られる。











