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国内で初めて年金基金の資金を開発型証券化に導入、三井不動産

 三井不動産は、商業店舗を中心とした複合ビルの開発案件を対象とした証券化スキームに、国内トップクラスの企業年金である日立製作所厚生年金基金の出資を実現したことを発表した。年金基金が不動産証券化商品に投資する事例は最近増えてきているが、同社によると、開発型の証券化に年金基金を呼び込んだ事例は初めてのケースという。
 投資対象となる開発案件は、東京都中央区銀座2丁目で建設する店舗・事務所の複合店舗ビル。930平方メートルの敷地に地上10階地下2階、述べ床面積8870平方メートルのビルを建設する。総事業費は約80億円で、キーテナントにはサザビーのグループショップが出店する。プライベートファンドへは、日立製作所厚生年金基金と同社が匿名組合出資し、別途ノンリコースローンを受ける。不動産管理処分信託を東洋信託銀行が受託し、ファンドは信託受益件を取得する。ファンドのアセット・マネジメントは三井不動産投資顧問が担当し、年金へのセールスも行った。

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