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好調保つ宅地の購買行動、価格下落続く中古マンション MRD調べ

 MRD全国不動産情報センターの流通市場動向調査によると、5月も全圏域で宅地市場の購買行動が好調で、買い手の存在を示す首都圏で7割を超えるなど需要が強い。一戸建て市場は、東高西低の様子がうかがえ、地域経済の影響が不動産市況に影を落としている様子がみえる。また、中古マンション市場は低迷が続いている。あらましは次の通り。
【首都圏】宅地の購買需要は堅調で、価格も横ばいという回答が主流。需給状況も買い手の存在を示す「売り手市場」「両者ともいる」の合計が2ヶ月ぶりに7割を超えるなど、好調な市況が続いている。一戸建ては、強い購買需要を背景に引き合い件数が増加傾向を維持しているが、中古マンションは価格の下落傾向が強く、改善の兆しがみられない。
【中京圏】宅地の価格は安定感が強まっており、先安感は薄らいだ。引き合い件数も増加傾向を継続している。ただ、一戸建て価格は改善の動きがみられるが、購買需要が不調で市況は足踏み状態にあり、中古マンションも購買需要が弱く、低迷が長引いている。
【近畿圏】宅地の価格は、他圏域より下降傾向が強い状況が続いているが、引き合い件数が増えるなどわずかに改善している。一戸建ては購買需要の改善がみられず、弱含みの市況が続き、中古マンションも価格が下降基調で、購買需要の低調が続いている。
【福岡圏】宅地は成約件数が減少傾向に転じたが、価格は安定感が強く改善の兆しがうかがえる。一戸建ての価格は横ばいが主流を占め、安定感が強い。ただ、購買需要は好調ながら、市況は弱含み。中古マンションは、価格の下降傾向が続き、市況が低迷している。

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