東京全域の「分譲マンション投資利回り」まとめる 不動産経済研が共同で
不動産経済研究所と不動産鑑定士市場賃料研究会はこのほど、東京都内の新築分譲マンション価格と賃貸マンションの賃料水準をもとにして、新築マンションの単純利回りを算出した「2000年版東京新築マンション・インデックス―分譲・賃貸比較利回り表」を共同で作成した。東京都全域を対象に、99年に発売された新築マンション4万戸強と賃貸マンション約2万戸の事例をもとに算出したもので、これだけ広域的なものは初めて。
それによると、99年1-12月の都内全エリアのマンション利回りは単純平均で4.68%だが、23区平均は5.08%、都下平均は4.68%となり、都心部の方が高利回り。区市別にも渋谷5.95%、中央5.79%、新宿5.65%、目黒5.60%、台東5.58%がベスト5で、城東部もベスト10に入っているが、都下・市部は総じて3-4%台だ。利回りが高いマンション所在地は、中央区築地9.31%、渋谷区東8.29%、目黒区中目黒8.22%。また、分譲単価の下落を背景に利回りは上昇傾向にあり、特に価格の安い物件の方が高利回りだという。
同インデックスは、投資・運用対象になると見込まれる分譲マンションの投資指標、賃貸仕様マンションの投資利回り推定の参考指標になるとともに、一般ユーザーやマンションディベロッパー・ゼネコンなどの判断指標ともなるため、今後も四半期ごとに発表する。また、対象エリアを順次拡大するという。











