<特集>三菱地所が、丸の内改造計画を推進中(上)
丸の内の大家さん、三菱地所が丸の内の改造計画を積極的に進めている。
20日に、旧国鉄本社跡地の再開発計画が発表されたが、それに先立ち丸の内地区では丸の内ビルや日本工業倶楽部・永楽ビルの建て替えなどが進行中である。最近の外資系企業の日本進出、IT革命はビジネス街の中心を丸の内から、新宿や渋谷などへ移動させつつあり、また丸の内に集まる三菱グループの企業も品川をはじめとして、施設の充実した新しい再開発ビルへの移転を計画中だ。このような状況を打破すべく、同社は丸の内・大手町・有楽町地区の新しい魅力を創造すべく、ハードとソフトの両面から様々な改造計画を推進している。
丸の内ビルなどの建て替えは既に着工しているが、最近スタートさせたのが、「新丸コンファレンススクエア」と「ビジネスセンター有楽町」。
3月1日にオープンした「新丸コンファレンススクエア」は、新丸ビルの1階と地下1階に、様々なタイプの会議室スペースを用意し、会議、研修、セミナープレゼンテーションなどに活用できる「会議センター」として、ビルのテナントに限らず広く外部への貸し出しをしていく。利用料金は時間帯によって異なるが、79平方メートルのコンファレンスルーム(28~36席の会議に利用)が、13~17時の4時間で59,850円(税込)、270平方メートルの大会議室(150~300席の講演会、会議などに利用)が、同時間帯で90,300円(税込)となっている。
そして4月17日にオープンしたのが、「ビジネスセンター有楽町」。JR有楽町駅の目の前にある「有楽町ビル」の11階に、ビジネスサポートサービス付きの次世代型スモールオフィスを誕生させた。これは同社グループのロックフェラーグループ社がニューヨークで運営しているノウハウを日本に持ちこんだもので、14.0平方メートルの1名用オフィス(32万円/月)から55.0平方メートルの3~5名用のオフィス(136.6万円/月)まで計28室を設置。机、椅子、電話などは常備されており、契約後即時に入居が可能。バイリンガルスタッフによる秘書サービスなどのビジネスサポートサービスが提供される。日本に進出する外資系企業の拠点(準備室)、ベンチャー企業、個人企業化、企業内のプロジェクトチームなどの利用を想定している。
同社ではこのようにビルの建て替えから、ビジネスユースに合わせたスペースの提供などの様々なハードのサービスを開始している。











