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民間分譲マンションの建て替えとして初めての、隣接地との一体開発に着手

 東京都中央区月島にある「月島コーポ」(1954年築、1977年改築、鉄筋コンクリート造4階建、30戸)は、民間分譲マンションとして初めて、隣接地との一体開発による建て替え事業を行うことで、地権者全員の合意を得て、このほど解体・新築工事に着手した。この事業には、有楽土地株式会社と長谷工コーポレーションが参加する。
 1954年に建築された「月島コーポ」は、建物の老朽化が進み、地権者により建て替えの検討が5年程から開始された。1997年には長谷工コーポレーションが事業協力者として選定され、隣接する民間研究所を含めた一体開発が、有楽土地を交えて検討された。地権者間の話し合い、隣接地との交渉を経て、昨年4月に月島コーポの地権者全員合意、今年9月に隣接地の取得契約締結がなされ、事業計画が本格化していた。
 これまでの「月島コーポ」は敷地146坪、建物延382坪に1DK(27.56~86.01平方メートル)が30戸であったのが、隣地を含めた建て替えにより敷地630坪、建物延3,451坪に1DK~4LDK(37.02~83.66平方メートル)のマンションに生まれ変わる。既存建物の利用容積率が261%(法定容積率は400%)と低かったこと、隣接地との一体開発により「都心居住型総合設計制度」が利用できたこと、そして何よりも地権者全員の合意に向けての努力が成功の要因と言える。
 新しく建て替えられるマンション(仮称「オーベル月島」)は、総戸数126戸(うち地権者住戸は23戸)の15階建マンションとして、今年5月より分譲を開始する。完成は2001年8月の予定。

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