不動産証券化第1号は「アークタワーズ」 森ビル
森ビルはこのほど、不動産証券化第1号案件に同社所有の都心型高級賃貸住宅「アークタワーズ・イースト/ウエスト」(東京都港区)を実施することを決めた。
同社は、直接金融の新たな資金調達手段を確立するため昨年5月、ストラクチャード・ファイナンスチームを設立、不動産証券化を含めた資金調達手段の多様化を検討してきた。今回の証券化により得られた資金は、同社が中心となって進めている六本木6丁目地区市街地再開発事業にあてる。
同事業のスキームは、対象不動産を住友信託銀行に信託譲渡するとともに、信託受益権を第1受益権(優先)と第2受益権(劣後)に区分し優先劣後構造を持たせ、優先部分はケイマン島に設立する特別目的会社の子会社・エムズフォートが保有、劣後ぶぶんは森ビルが保有するというもの。エムズフォートが第1受益権をもとに発行する社債(資産担保証券)は、居住用不動産の証券化として国内初の大型公募債になる見込みで、数種類の社債で二百数十億円を予定している。主幹事は興銀証券、社債管理業務はさくら銀行。
なお、アークタワーズの管理運営は引き続き森ビルが行う。











