緩やかな上昇続く東京ビジネス地区の平均空室率
三鬼商事の最新オフィスビル市況調査によると、東京ビジネス地区(千代田・中央・港・新宿・渋谷の主要5区)の7月末時点の平均空室率は4.09%と前月比で0.08ポイント上げ、9ヶ月連続して緩やかな上昇傾向が続いている。また、7月は新規供給がなかったが、テナント企業の縮小・撤退の動きが止まらず、大型既存ビルの空室在庫は前月に比べて約4千坪増加した。大型新築ビルの入居や募集状況は依然好調なものの、昨年に比べると成約の勢いが少し弱まっており、需要はさらに細ってきたようだ。一方、大阪ビジネス地区は7月末時点の平均空室率が7%を超える上昇となり、市況悪化が懸念される。同地区では1月から7月末までに空室在庫が約2万9千坪も急増している。既存ビルからの撤退や縮小が要因だが、好調だった新築ビルの募集状況もやや鈍くなっている。











