コンピュータネットワークで都市の防災能力の向上を
日本建築学会は科学技術庁からの委託事業として取り組んでいた「建築群と都市を結ぶ火災安全手法に関する調査」を報告書としてまとめた。これは都市における災害をいかに抑えるか、その課題や問題点を探る目的で実施された。
それによると、現代の都市が抱える問題である立体化・複雑化・大規模化や高齢社会の進展、地域コミュニティの空洞化により防災能力が低下しており、さらに現状有効な安全システムのほとんどが「公」が主体であることを指摘し、その危険度は増大の方向にあるとしている。そこで、それらに対処する取り組みとして、インターネットやコンピュータネットワークを活用した地域内における「地縁・電縁コミュニケーションシステム」の構築を提案している。防災や非常時における情報などをネットワークを使い地域内で共有することができる。また、構築においては個人レベルでも活用できる、双方向型の防災システムづくりとすることが必要だとしている。











