土地総合研究所は2月20日、2014年1月1日現在の不動産業業況等調査結果を発表した。
それによると、「住宅・宅地分譲業」の経営状況は、前期比13.1ポイント低下の8.8ポイントとなったものの、4期連続でプラス水準となった。13年10月調査(前回調査)での3カ月後の見通しでは7.8ポイントだったので、ほぼ見通し通りだった。
「不動産流通業(住宅地)」の経営状況は、前期比6.7ポイント上昇の9.1ポイントで、4期連続のプラス水準。前回調査での3カ月後の見通しでは0.0ポイントだったので、見通しより好転した。「ビル賃貸業」の経営状況は、前期比2.0ポイント上昇のマイナス12.0ポイント。08年10月以降のマイナス水準は続いているものの、緩やかな改善傾向にある。前回調査での3カ月後の見通しはマイナス4.0ポイントだった。
今回調査での3カ月後の見通しは、「住宅・宅地分譲業」は0.0ポイント、「不動産流通業(住宅地)」は9.1ポイント、「ビル賃貸業」は4.0ポイントだった。