東京カンテイ(http://www.kantei.ne.jp/)の調査によると、4月の首都圏・分譲マンション賃料は前月比3.0%上昇の2666円となり、前月に引き続き上昇した。賃料水準が高い東京都での事例シェアが、4カ月ぶりに6割超となったことが影響した。2015年10月に記録した、直近1年間における最高値に迫っている。
ただし都県別に見ると、東京都(3156円、同1.9%下落)を始め、神奈川県(2064円、同0.8%下落)、埼玉県(1612円、同0.5%下落)では弱含んでおり、平均築年数が23.8年から22.7年と1年以上も若返った千葉県(1562円、同0.8%上昇)のみ上昇した。