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13カ月連続でマイナス 首都圏19年12月の賃貸成約

 アットホームの調査によると、19年12月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万3846件で、前年比17.1%減となり、13カ月連続のマイナスとなった。全エリアでマイナスとなるのは8カ月連続だが、マイナス幅は3カ月ぶりに減少した。これは成約数の多い東京23区と神奈川県のマイナス幅が前月より減少したことによる。
 エリア別に見ると、東京23区は6218件で同19.1%減。東京都下は1355件で同12.6%減。神奈川県は3658件で同18.1%減。埼玉県は1340件で同8.8%減。千葉県は1275件で同16.6%減となっている。埼玉県では、シングル向けマンションやファミリータイプのアパートがプラスに転じたことで、前月20.2%だったマイナス幅は8.8%まで回復した。
 成約物件の戸当たりの賃料指数は、マンションは新築が104.9で前月比3カ月連続の下落。中古は95.0で同反転して上昇。アパートは新築(102.6)が同4カ月ぶりに下落。中古(95.7)は同反転して上昇となった。