東京・荒川区 『災害時開放』マンションを認定 共助の発想で地域と連携
住宅新報 2011年5月31日 号 4面
今年で築26年を迎える東京・荒川区の「グリーンパーク上中里」。10年秋の大規模修繕時に、約4500万円を投じて防災設備を充実させたマンションだ。
敷地中央に設置した防災センターには、キッチンとシャワー室が並ぶ。エレベーターには防災用品の収納箱を取り付け、仮設トイレも10台分用意した。極め付けが、80メートルの深さまで掘った『井戸』。これについては、災害時に近隣住民も自由に利用できる旨を、区との取り決めで確認している。
荒川区やその周辺区は以前から、荒川、隅田川上流域の堤防が決壊した際に洪水が懸念されている地域。市街地化によって雨水が川へ流れ込みやすいうえ、近年はゲリラ豪雨が多発していることもあり、水害が現実味を帯びてきている。











