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スタンダード会員限定「拠点」「軸」連動で人呼ぶ街に 国交省、都市交通施策整理の中間まとめ

住宅新報 2026年8月18日 号 2面

政策
まちづくりと一体となった都市交通計画のイメージ(国交省公表資料より抜粋)

まちづくりと一体となった都市交通計画のイメージ(国交省公表資料より抜粋)

 国土交通省はこのほど、都市交通施策の今後の方向性を示す「都市交通施策の再整理に関する検討会」の中間取りまとめを公表した。若者を中心に外出率が低下し、公共交通のサービス水準や都市の活力が弱まる「『マチ』が『イエ』に負ける」状況を踏まえ、人々の外出を促す「拠点エリア」と、移動を支える「都市交通軸」を一体的に強化する方針を打ち出した。

 「拠点エリア」では、従来のウォーカブル施策を見直し、居心地や滞在環境を示す「プレイス性」、歩いて移動しやすい「回遊性」、拠点へ到達しやすい「アクセス性」を高める。都市の主要な拠点を、単に人が集まる場所ではなく、飲食、交流、娯楽等を通じて「時を過ごす」場所として形成する考えだ。道路や広場などの公共空間に加え、建物内部のコンテンツも含めて〝歩きたくなる環境〟を整備する。自動車交通を適正に処理しながら、歩行者、自転車、公共交通など多様な交通手段が共存する人中心の都市空間を目指す。

 「都市交通軸」については、公共交通を利用者の既存需要に応じて運行する従来の「需要対応型」から、沿線への居住誘導や運賃、乗り継ぎの改善などによって新たな移動需要を生み出す「需要創出型」へ転換する。運行頻度、定時性、速達性などのサービス水準を高め、利用増加が更なるサービス改善につながる「正のスパイラル」の構築を図る。移動手段の結節点となるモビリティー・ハブの導入や、物流を含めた移動環境の整備も進める方向だ。

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