分譲地が丸ごと「Sランク」(CASBEE評価) ナイス 横浜・鶴見の8棟現場
住宅新報 2011年7月19日 号 10面
ナイスが、横浜市鶴見区北寺尾で分譲した新築住宅8棟現場は、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の最高等級「Sランク」を全棟取得している。昨年12月の販売開始から約半年で完売。地位(じぐらい)の高い場所であるため5000万円以上の価格設定(敷地面積約30坪、建物面積約30坪)だったが、建物性能に対して高い評価が集まった。
同社が、「30歳までに持てる高品質住宅」として展開するオリジナル住宅「パワーホーム」を基本とした。同住宅は、住宅性能表示制度の耐震等級3(最高)を始め、省エネルギー対策、維持管理対策、劣化対策でもそれぞれ最高等級を基本としている住宅だ。今回のSランク取得は、住宅設備機器や外装材・内装材の更なる省エネ化、エクステリアへのエコ商材の積極採用といった取り組みにより実現した。
建物価格は1600万円程度。高品質でありながら、「適正価格」を実現した。その実現のために図ったのが、「nLDKからの脱却」「作業工程の見直し」など。前者は、1.2階ともワンルーム仕様を基本とすることで部材のコストカットを意識したものだが、入居者にとってもメリットのある提案とした。家族構成に応じて、1LDK、2LDK、3LDK、4LDKなど間取り変更しやすい設計を当初から取り入れている。また、作業工程の見直しは、基本がワンルームであるため、従来の工場生産よりも現場での作業を取り入れた方が、コスト的にメリットがあると分かったという。工期は30日程度で、造成からでも約45日で完成した。










