広がる『グリーンビル』 認証9物件に財務的支援 政策投資銀環境格付け
住宅新報 2011年7月5日 号 3面
日本政策投資銀行が4月に運用を始めたビルの環境格付け「DBJグリーンビルディング認証」が広がりを見せている。約2カ月間で認証物件は9件に上った。政策投資銀によると、7、8月もハイペースの認証取得が続く見通しで、当初見込んだ年間50認証を超える可能性もある。ビルの環境性能や節電意識の高まりから、不動産が本来持つ賃料以外の価値に対する適正な評価を求める事業者意識の高まりが背景にある。
同制度は、ビルの環境性能や防災・防犯など社会的要請に配慮したオフィスビルを「グリーンビルディング」として認証を付与するもので、その普及促進とオーナーへの財務支援が目的。ビルの性能や特徴を独自審査し、上位からプラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4ランクで認証を付与する。
認証を取得したのは、認証第一号の丸の内パークビルディングとブリーゼタワーの2物件が、国内トップクラスとなる卓越した環境・社会への配慮が認められ、プラチナ認証を取得。Jリート初認証となったケネディクス不動産投資法人が3物件でシルバーとブロンズを取得。九州・博多にある福岡リート投資法人の2物件もシルバーを取得し、全国的な広がりも見せる。02年、03年に完成した2物件が維持・管理や修繕計画などが評価され、新築、築浅以外の物件にも広がっている。











