住宅の燃費、一目瞭然 「エネルギーパス」を取得 Rデザイン EU公認制度、国内で普及へ
住宅新報 2011年7月5日 号 4面
リフォーム会社Rデザイン(千葉県浦安市)が施工した、新築戸建て6棟で構成するプロジェクト「欠真間コンセプトタウン」(同市川市)がこのほど、EU公認のエネルギー性能表示制度である「エネルギーパス」を取得した。住宅では日本初。グループ会社の明和地所社長を務める今泉太爾氏は、「自宅の燃費を簡単に確認できるこの仕組みは、省エネを進めるために何を改善すればよいかという選択肢を、住宅取得者に示す第1歩」と話している。
エネルギーパスは、建築物のエネルギー性能を『見える化』したもの。省エネ意識の向上や、性能の低い建築物のリフォームを促進する効果が期待できる。発祥の地ドイツでは、09年7月に原則すべての建築物の建設、売買、賃貸借時を対象として取得が義務化された。現在に至るまで、EU主導で各加盟国に広まっている。
「欠真間コンセプトタウン」ではRデザインと、低炭素型のまちづくりを目指す一般社団法人クラブヴォーバン(東京都千代田区)が共同で、エネルギーパスの立案・普及を担うドイツの認証機関に申請。約半年間の審査を経て、5月に認可された。同タウンの住宅は、躯体の内側に充填断熱、外側には付加断熱を施して断熱性を高め、太陽熱温水器を設置するなどして住宅の低燃費化を徹底。室内温度を一定に保つのに必要な年間の冷暖房消費量を、同規模の一般的な新築住宅の6分の1以下に抑えた。











