頑張る仲介業者 成功の秘訣(2) レフォルマ(東京都港区) 「損得抜きで広めたい」
住宅新報 2011年11月22日 号 4面
連載: 頑張る仲介業者 成功の秘策
「任意売却をお願いしたいのですが」。電話やインターネット経由の問い合わせは、月約60件に上る。伊藤光記社長いわく、つい数年前には「想像できなかった」状況だ。
物件の仕入れを担当していた前職で、競売に入札する機会が度々あった。なかなか落札できずに打開策を模索するうち、『川上へのアプローチ』である任意売却(以下任売、今週のことば)に行き着いたという。
不動産が競売で処分される前に債権者と債務者との間に入り、双方が合意した価格によって一般市場で売却する任売。相場に準じた売却額を設定できるため、債権者、債務者、仲介業者それぞれの利害が一致する。債権の早期回収が可能になる点も、債権者にとって大きい。競売との比較で利点が目立つが、両者の違いを決定付ける要素として伊藤社長が何より重視するのは、債務者の『心情』だ。「強制的な追い出しを経験するのと、計画を立て自主的に家を出るのとではまったく異なる」。可能性を感じ、任売に特化する会社としてレフォルマを設立した。





















