不動産競売流通協会が提携 「楽天」に競売コンテンツ 一般への周知に期待
住宅新報 2012年3月6日 号 7面
不動産競売流通協会(東京都港区)はこのほど、オークションサイト事業を展開する楽天オークション(東京都品川区)と提携した。これに伴い、オークションサイト上に競売コンテンツを新設。同協会のウェブサイトや競売物件ポータルサイト「981.jp」を閲覧できる。
同協会によると、10年に裁判所から出品された競売物件は約10万件。落札者の7割程度を不動産業者が占めるとみられるが、近年は一般消費者による落札も増加傾向にあるという。半面、一般消費者が入札から落札、物件の明け渡しといった一連の過程をこなすのは難しい。そのため不動産業者のサポートを求める需要はあるが、競売不動産は宅建業法ではなく民事執行法に基づくため、不動産業者が対応しきれていないのが現状。そこで協会では、不動産業者に競売物件に関する知識やノウハウを提供し、差別化の一環として同物件の取り扱いに精通することを提案している。現在の加盟社数は約210社。また11年12月には、不動産業者を主な対象とする「競売不動産取扱主任者」資格の第1回試験を実施。448人が合格した。
今回の提携により、同協会は一般消費者における競売不動産の認知度向上に期待。一方で楽天オークションはコンテンツの幅を広げ、サイトの充実化を図る狙いだ。





















