「既存住宅インスペクター」概要は 「瑕疵保険付帯時の検査」と定義 「アドバイザー」には仲介業者など
住宅新報 2012年4月3日 号 4面
3月1日に発足した『既存住宅インスペクター教育研究会』。インスペクション(建物診断)に関しては現状、不動産業者や建築関連業者など多様な業種の担い手がサービス提供しており、その内容にも幅がある。研究会では「既存住宅瑕疵(かし)保険を付帯するための検査業務」をインスペクション、その検査員をインスペクターと位置付けたうえで、独自の認証制度に取り組む。要件は必然的に、建築士資格の保有者。インスペクション結果を後々まで保証する事例が多くはないなか、瑕疵保険の活用を〝出口〟と明確に打ち出した取り組みは珍しい。
保険の検査項目と、利用者が望むインスペクション内容が必ずしも一致するとは限らず、更に広範囲にわたる診断が求められる場合も考えられるが、この点について西生建代表は「オプションとして対応する」考えを示している。
併せて、建築士資格を持たない住関連事業者を対象に『既存住宅アドバイザー』の認証も始める。竣工年代などから建物の大まかな構造性能を判定し、買主などにアドバイスする内容。「○×」方式で判定できるiPadのアプリを開発し、無償配信する予定だ。具体的には仲介業者や、アフターサービスを提供するリフォーム業者を想定している。





















