鑑定協会レター 知的財産権の評価とは-適正評価システムの現状と展望-
住宅新報 2009年3月17日 号 8面
我が国の国際競争力を発揮させるためには、知的財産の創造・保護・活用といったサイクルを大きく回す必要があります。知的財産が将来の持続的な経済発展の原動力となるには、法的な手当てと資産として蓄積された知的財産の活用に加えて、これを適正に評価することが重要といえます。◇付加価値を生み出す源泉
既に、知的財産の創造・保護・活用のサイクルについては、内閣府知的財産戦略本部において、法と制度の整備は進んでいますが、知的財産の流通を促進させるうえで最も必要な「評価」分野については、民間の知識に委ねられて未熟な状態にあるのが現状です。
(社)日本不動産鑑定協会の調査研究委員会においては、知的財産が企業の付加価値を生み出す源泉であり、その権利は経済取引の対象となって証券化、流動化、資金調達などに資されていることから、06(平成18)年度から知的財産権の価値評価手法の研究に着手し、その成果を08(平成20)年10月に「知的財産権の適正評価システム基本的考え方から実例分析まで」(住宅新報社刊)として取りまとめ出版しました。











