紙上ブログ悪徳不動産屋の独り言 151 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 対照的な2人の入居者 鍵紛失で現れる人間性
住宅新報 2012年5月15日 号 5面
共にうちの管理物件に入居していた(いる)人間性の対照的な2人の入居者の話。今から2年前の真冬のある日、夜中に私は右の腎臓が痛み始めて救急車を呼ぶかどうか悩むほどの状況に陥っていた。それから毎晩、弱い痛みや違和感が続いていて、たまたまいつもより具合が悪かった日に、店を早仕舞いして、うちのに「今日は早く風呂に入って横になるから」と言い、風呂に入っているところに携帯が鳴ったようだ。
相手は、うちの部屋の真上の住人。電話すると「鍵、落としちゃったみたいで、合鍵持ってませんかね」と聞く。「ここにはないよ、会社には置いてあるけど。だけど、今日は具合が悪くて早仕舞いして、風呂から上がって寝ようと思ってたところだから、取りに行くのは勘弁してもらいたい」と断ると、「じゃあ会社の鍵を貸してくれれば、俺が取りに行きますよ」と言う。
お歳暮でも





















