紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言 152回 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 某大学学生課の一方的な要求 「解約したら全額返金を」
住宅新報 2012年5月22日 号 5面
毎春、某大学の学生課から「新入生向けの住居斡旋依頼」の手紙が来る。その大学は芸術系の大学で、大学周辺の「特化した」アパートでなければ学生は住めないことになる。大学側は合格発表後に合格者に送付する案内の中に、学生寮と併せて民間の空室情報も同封しているのだが、そのこと自体はなかなか親切ではあると思う。
問題は、不動産会社に紹介を依頼してくる文面の条件にある。部屋を紹介するに当たって、「契約終了後であってもキャンセルしたら全額返金すること」とある。一方的で、滅茶苦茶な要求である。だが、断ったり、それでトラブルを起こせば大学の指定業者ではなくなってしまうことになる。
間もなく成人





















