CASBEEを鑑定評価に 国交省 環境価値の評価法を審議
住宅新報 2009年3月31日 号 2面
中長期的な視点で建築物の環境対策について審議している国土交通省社会資本整備審議会建築環境部会は3月27日、建築物の環境性能で格付けする手法であるCASBEEの不動産鑑定への活用など、不動産における環境価値の評価方法を審議した。
部会では、竹中工務店の井啓明・東京本店設計部設備担当マネージャー部長と住友信託銀行の伊藤雅人・不動産コンサルティング部鑑定・CSR担当次長が、プレゼンテーションを実施。環境に配慮した不動産の普及に寄与するとして、CASBEE研究開発委員会などが進めるCASBEEを鑑定評価に結び付ける取り組みを紹介した。
両氏は、CASBEE項目である音・光環境や耐用性などを鑑定評価項目に結び付けることで、総収益の増加やコスト・リスク低減を生むと言及。それが、不動産の純収益の増大などにつながり、収益価格を上昇させると説明した。取り組みを加速させる方策としては、実証的なビジネスによる実績の提示やインセンティブなどを挙げている。










