インテリックス 札幌・福岡で買取再販開始 地方展開に手応え
住宅新報 2012年7月31日 号 4面
中古マンション再生を主力とするインテリックス(東京都渋谷区)が、地方圏での事業展開を進めている。首都圏では、中古マンションの流通価格が弱含みを続けている状況。加えて、買取再販分野への事業者の新規参入が増加傾向にあり、それに伴い物件の仕入れが難しくなっている。これらの状況を踏まえた判断だ。
事業エリアは、札幌と福岡を選定。札幌では6物件を仕入れ、既に半数以上が売却済みだという。仕入れから売却までの事業期間は約90日で、12年5月期における平均期間(112日)を下回った。同社は「いかに継続性を持たせるかは今後の課題」としつつ、物件価格が相対的に低く利幅が小さい地方圏においても、事業ベースに乗る手応えをつかんでいるようだ。
ただしエリアの多極化を図る方針ではなく、軸足はあくまで首都圏に置く。地方圏では、大規模な改装を意味する『リノベーション』の言葉自体が浸透していない側面もあるため、所属するリノベーション住宅推進協議会(東京都渋谷区)と連携して周知活動などを行っていくという。施工に関しても、その地域で事業展開している協議会の会員会社に業務委託する予定。「売れ行きやリノベーションに対する一般ユーザーの志向などを見つつ、物件の仕入れを進めていきたい」(同社)としている。





















