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プレミアム会員限定紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言 174 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 何とも無責任な大手業者 契約済みを伝えない、無神経さ

住宅新報 2012年10月30日 号 5面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

賃貸・地域・鑑定

 まだインターネットなどという便利な道具がなかった頃、当社の入居者さんが部屋探しをしている友人を紹介してくれた。当社に来てもらい、希望条件を詳しく聞くと、多摩地区ではなく、南武線の川崎方面のほうが勤務先との関係で便利だと分かった。もちろん、不動産屋だから神奈川県の物件でも問題なく紹介できる。たまたま業配のチラシを見たら、大手マンション建設会社の子会社(と言っても大手)で親会社が建てたマンションの賃貸管理を専門にしている会社の空室募集広告の中に、お客さんの希望条件にピッタリ合いそうな物件を見つけた。

気に入った物件

 お客さんも非常に興味を持ったので、業者に確認の電話をすると、「はい、まだあります」とのことで、これからすぐ案内することを伝え、現地対応になっている鍵の手配も済ませ、車で出かけた。

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